竹ノ塚整骨院、竹ノ塚接骨院
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- お年寄り疾患
人間、年を重ねるとあちこちに不具合が出てきます。
40歳を超えたあたりから、何か病気を持っていたり、誰しも痛いところのひとつやふたつ、
あったりするのではないでしょうか?
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動脈硬化
動脈硬化は「血管の老化現象」です。動脈は血液を心臓から全身に送り届ける役目を担う血管で、
非常にしなやかで血液が流れるたびに血管の太さを拡張・収縮しています。しかし、動脈は加齢とともに肥厚して硬くなり、
さらに血管の内側の壁にコレステロールなどが沈着して血管内腔が狭くなっていきます。この状態が動脈硬化で、
細い血管がしなやかさを失って硬くなる細動脈硬化症は血管壁の老化などに伴い動脈の弾力性がなくなって硬くなる
症状で高い血圧がかかると破裂しやすいため高血圧には注意が必要です。コレステロールやトリグリセリドが沈着して
血管内腔が狭くなるアテローム硬化症は血液中 の余分なコレステロールやトリグリセリドが血管壁に沈着してアテローム
という黄色いドロドロした粥状の塊となり、血管内腔が狭くなって血流の流れが悪くなったり詰まったりする
症状で近年の高脂肪の食生活により多く見られるようになった動脈硬化です。
「人間は血管とともに老いる」といわれているように、動脈硬化症は加齢に伴い進行していきますが、
気をつけなければいけないのは進行を促進する危険因子です。その筆頭は「肥満」。
まず肥満対策を行い、肥満が原因で引き起こされる以下の症状に注意しましょう。
脂質異常
多すぎる脂肪が血管壁にくっつき、ドロドロした塊となります。アテローム硬化症の成因となります。
高血 圧
高血圧は常に血管壁に強い圧力がかかっている状態です。そのため血管は傷められており、
血管が破裂することもあります。動脈硬化が進行して血管内腔が細くなると血圧はますます高くなります。
糖尿病
多すぎるブドウ糖が血管の細胞を傷つけます。血糖が高いとコレステロールや中性脂肪も高 くなる傾向にあります。
動脈の硬化は、硬化する場所によって様々な疾病を引き起こします。
心 臓 の 冠 状動脈 の 硬化
「心筋梗塞」「狭心症」
脳動脈 の 硬化
「脳梗塞」「脳出血」「老人性痴呆症」
腎 臓 の 硬化
「高血圧症」「腎硬化症」「腎不全」
動脈硬化は女性よりも男性に多く見られます。これは女性ホルモンに動脈硬化の進行を抑える働きがあるからですが、
閉経後には進行スピードが速まるので女性は注意が必要です 。
肥満で、運動不足の人、塩分や糖分を取り過ぎる人、ストレスを抱えている人、タバコを吸う人、
体質の遺伝を持っている人、家系に高血圧や脂質異常の多い人は注意しましょう。
喫煙は血管を傷めます。血液中のコレステロールを酸化させ、HDLコレステロール濃度の低下につながり、
動脈硬化を促進させていきます。血液も酸素不足になるため心筋梗塞や脳梗塞を誘発します。
動脈硬化を予防する食生活は、肥満予防と同じく@食べ過ぎない(適正なエネルギーを取る)
A栄養素をバランスよく取ることが大切です。その上で、以下の点に注意しましょう。
脂質やコレステロールを取り過ぎない、塩分を取り過ぎない、糖質を取り過ぎない、
食物繊維・ビタミン・ミネラルを多く取る、野菜・海藻類・きのこ類を毎食取 るようにしましょう。
また当院にて手技治療や運動療法・物理療法などの治療を受け、
血液の循環を活性化させ血管が硬くならないように予防しましょう。